11月公演のお知らせ

11月24日(日)に、大阪で開催される公演に出演します。

まりっぺこと乾真梨子ちゃんの主宰する大阪のバリ舞踊グループ"アルジュナ・スリカンディ"と、関西のガムラングループ"チャンドラ・バスカラ"さんの合同公演に、ご一緒させて頂きます。

バリ舞踊は何かと制限の多い踊りですが、その枠をこえて、古典から創作まで大事なところは守りつつ、巧みに舞踊劇形式に物語を紡いでいくまりっぺの演出が、毎回本当に素晴らしいんです！！

今回もまりっぺが脚本を。インドの叙事詩、ラーマーヤナに出てくる猿の兄弟、スバリ&スグリワの物語が軸にになっています。

2人の兄弟は仲良く暮らしていたはずなのに、ちょっとした勘違いとタイミングの悪さのせいで、世界は光から闇へと転じてしまいます。。

「あなたにとっての幸せは、誰かの悲しみかもしれない。あなたにとっての光は、誰かの影かもしれない…。」

日常生活の色んなところで、常に起きている事だと思います。相対するものは、常に共存しています。それによってバランスが保たれていれば良いのですが、そのバランスはとても繊細で、ちょっとした事をきっかけにすぐ揺れ動いてしまう。私たちはそんな世の中で生きているのだと思います。

"バランスを保つ事"は、バリ・ヒンドゥー教の哲学でもあります。以前バリのお坊さんに「50:50だったらもうすでに一番バランスがとれている状態なんだよ。」と言われた事があります。つい、もっと良いものを…と思うあまり、その比率が気付いたら70:30…80:20になっていた、なんていう事も多々あります。

スバリとスグリワも、本当はお互いを信じ合っていて、50:50の強い絆がある。でも、ある事をきっかけにそのバランスが崩れ、争いへと発展してしまいます。。。

私は兄のスグリワを演じさせて頂きます。バランスが崩れていく様、弟への本当の想い、兄弟愛…。そんな事を表現したいな…と思っています。

まりっぺのグループは、皆さん本当に熱いんです！！まりっぺが、熱いから！！笑

きっと、面白い公演になると思います。今からとっても楽しみです！

「月と太陽　光と影」

～スバリとスグリウォの物語～

チャンドラ・バスカラ（ガムラン）/　アルジュナ・スリカンディ（舞踊）/　プラナ（舞踊）合同公演 脚本：乾真梨子　映像：るしむらかみ

◎日時：2019年11月24日（日）開場 13:30 開演 14:00

◎場所：鶴見区民センター小ホール(大阪市鶴見区横堤4-3-15) 長堀鶴見緑地線　横堤駅4番出口すぐ or 大阪シティバス　地下鉄横堤北へ1分

◎料金：前売り 2,000円　当日 2,500円 中学生以下 1,000円 未就学児 無料

◎お申込み：「月と太陽　申し込み」のタイトルで下記アドレスに　

①代表者のお名前（フルネイム）②参加人数③代表の方の携帯電話番号を送信して下さい。返信メールに振込先を記載します。お振込み確認後、ご予約完了メールを送信いたします。

drabas2009@yahoo.co.jp

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