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アジアンオールドバザールさん主催のナイトバザールに出演しました!

更新が遅くなってしまいましたが、5月27日(土)に那須にあるアジアンオールドバザールさんのナイトバザールでバリ舞踊を踊らせていただきました!

こんな可愛い案内を作ってくださっていました。

そして本当に現地の様な立派なステージ。

バリでもこんなに立派な割れ門の前で踊れること、なかなかありません。

キャンドルのライトも、とっても素敵です。

今回は一人での出演でしたので、1曲ずつ、3ステージ踊らせて頂きました。

1曲目は歓迎の踊り、「スカール・ジャガット」。

歓迎の踊りは最後にお花を撒く踊りが多いですが、お花を撒かないものもあります。

この踊りはお花を撒きませんが、手にはお供えに見立てた飾りを持って踊ります。

続いて2曲目は、「トゥドゥン・サリ」。

傘を持って遊んでいる様子を描いた踊りです。

アジアンオールドバザールさんにはバリ島の傘がたくさん飾ってありました。

思いがけず、その傘と少しリンクしていて嬉しかったです。

この曲は1曲目もよりもテンポがよく、振りも少し現代的で独特な足元のステップがあったりします。

そして最後、3曲目は、「ウィラナタ」。

威厳のある王様を描いた踊りです。

この踊りは女性が踊る男型の踊りです。

「男性の踊り」ではなく、「女性が踊る男性の踊り」。

かっこよさはもちろん必須ですが、女性にしか出せないような「甘さ」や「色気」、「優しさ」などがゼロではないのだと思います。

一般的に「中性的な踊り」とも言われますが、バリではこの「中性的」な表現が多くあると思います。

この表現を探っていくと、バリヒンドゥー教の根本的な考え方、「相反するものが共存するからこそこの世界が成り立っている」というものに行きつくのか・・

奥深い世界ですが、そんなような気がしています。

「かっこいい」だけじゃない、「ハッとするような色気」があってこそ、この踊りの品を高めるのだと思います。

中性的な踊りは沢山ありますが、その中で私はこの「ウィラナタ」が一番好きな踊りです。

1曲だけ見て頂いても楽しんでもらえるように、3曲見て頂いてバリ舞踊の様々な表現を感じても頂けるように、そんな想いで今回この3曲を選びました。

雨上がりの新緑の那須は雨季のバリの雰囲気そのものでした。踊りを通して少しでもバリ島を感じて頂けたら嬉しいです。

私もこんなに雰囲気のあるステージで踊らせていただけて本当に幸せでした。

後で聞いた話ですが、この割れ門はバリ島から運び、雪の中バリの職人さんと一緒に組み立てたそうです。

そのお話を聞いて本当に感動しました。

バリの人たちは本当に自分たちの国の文化、芸術に誇りと自信を持っていると思います。

だからこそ、バリの職人さん、自分の愛する文化を雪降る場所で創り上げられたこと、どんなに嬉しかっただろう。。

これからもっともっとこのステージがライトを浴びて、たくさんの人が集まる場所になりますように!そう願っています。

今までバリ島にもバリの先生や友人にも、本当にお世話になりました。

これからはバリ人が大切にしている文化を一つ一つ大事にしていきながら活動していくことが、バリ島への恩返しの一つであると思っています。

新しいものも取り入れながら、成長しながら、でもアウトプットもしていきたい。そんな気持ちでいます!

そしてこれからもずっとお世話になっていきます、バリ島に。。

バリ舞踊ステージを観てくださった皆さま、アジアンオールドバザールの皆さま、どうもありがとうございました。

また踊れる日まで、精進します!!

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