国際友好フェア2019
- satomiohno
- 2019年5月5日
- 読了時間: 3分
更新日:2020年9月25日
今回スカール・サンダットとして初参加の国際友好フェア2019、昨日無事に終了いたしました!
市民の森・見沼グリーンセンターには初めて行ったのですが、こんなに気持ちいい場所があるのか~と思うほど、緑いっぱいの広々とした素敵なところでした。
今回、初めてのソロデビューをした生徒さん。
メイクの練習を何度もして、踊りの練習も細かいところを詰めていきました。
とても緊張したそうですが、本番は練習よりも笑顔で踊れていました。

バリ舞踊はほんとにお化粧と着付けが大変ですね。。
慣れないと、2~3時間くらい平気でかかります。
慣れても、テキパキしないと時間が過ぎるのがあっという間です。
踊りごとに衣装も違うし、キャラクターによってメイクも多少変わったりします。
以前はこれが大変なことと思っていましたが、最近考えが変わってきました。
最近とある場所で踊った時に、他の国のダンサーの方から、
「バリ舞踊って始まると一気にバリ島に連れていってくれますよね。その感覚って、私がやっている国の踊りにはないなぁと思うんです。」という感想を頂きました。
その時、あぁ、そうなのかぁ・・・と思いました。なかなか、自分が踊っていると気付けないこと、最初はそう感じていたかもしれないのに分からなくなっている事ってあるのだと思いました。
その時はとても簡易的な衣装で踊ったのですが、それでもそう感じてもらえたこと。
時間をかけて丁寧にお化粧をして、日本では見慣れない鮮やかな衣装を着て、そうして舞台に立つことで、バリ舞踊にしか出せない舞台の空気感ってあるのだと思いました。
時間がかかる事にも、意味があるのかもしれない。むしろそこを大切にするべきなのかもしれない。
バリの人々がお祭り当日の何日も何か月も前からお供え物を一から手作りして、当日になったら盛大にお祭りをして、その後はサラッと終わってしまうあの感じ。。
いつも、撤収の速さに驚くんですけど(笑)、その当日までの準備の熱さと、終わった後の潔さのギャップがとても良いんですよね。。丁寧にやってきた事に関して、目的を遂げたらもう引きずらないで次を見ているところ。それだけお祭りや儀式がいっぱいで、忙しいというのももちろんあるのでしょうけど。
そんな文化の中にあるバリ舞踊だから、それと同じように、メイクも綺麗に、着付けも丁寧に、本番は精一杯踊って思いっきり楽しんで、パーッと帰る。
踊りもバリのお祭りのようでありたいなと、改めて思いました。


スカールサンダットとして活動し始めて、最初は一人で踊ることも多かったですが、
今こうして一緒に舞台に立てるメンバーが増えた事、本当に嬉しく幸せに思います。
まだまだ道半ばですが、こうして色んな舞台に出演させていただき、生徒さんの踊る機会が増えて、そしてバリ舞踊を観て頂く機会がどんどん増えていったらいいなぁと思います。
来年はまたこのステージに、もう少し人数が増えて戻ってこれますように。
観てくださったお客様、お世話になったスタッフの皆さま、どうもありがとうございました。

#バリ舞踊 #スカールサンダット #国際友好フェア2019
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